銀行系カードローンでお金を借りる前に必ず読んでおきたいこと

目次

住宅や車のローンから、学費や生活費、ショッピング、時には冠婚葬祭まで、「お金を借りる」という行為は特別なことではありません。かつては質屋がまちのあちこちにあり、現代では、さまざまな金融機関が人々の生活と密接にかかわっています。とくに、カードローンは日々進化を遂げ、今や深夜のコンビニエンスストアでも簡単にお金を引き出せる時代になりました。

主なお金の借り先として名をあげられるのは
・銀行系
・消費者金融系
・信販系
・流通系
などがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

銀行系についてはご存じの方も多く、消費者金融系では、大手から中小までさまざまな消費者金融が利用者獲得に向けてサービスを展開しています。そして、金融機関のなかで、急激に発展を遂げたのが信販系・流通系のカードローンです。

クレジットカードとカードローンの違い

クレジットカードとカードローン…よく似た名前ですが、もともと支払いに使うクレジットカードとお金を借りるカードローンはまったく別の機能を持っています。
クレジットカードはショッピングとキャッシング(後述)に対応しており、カードローンは「お金を借りる」目的で利用されます。

ここでもう一度整理しましょう。

・クレジットカード→ショッピングがメイン、キャッシングは付属的なサービス。キャッシングとはクレジットカードを使って、提携先のATM(現金自動預払機)やCD(現金自動貸出機)からお金を借りられるサービスのこと。キャッシングの金利は一般的に14%~と高め。

・カードローン→借入れによるキャッシングがメインでショッピング機能はない。カードの発行元である信販会社にカードローンの申し込みを行い、審査にパスすると融資という形でお金を借りられる。金利は4%~と低め。

ふだん何気なく使用しているATMとCDについても説明します。
・ATM→銀行口座への預金・振込ができ、クレジットカードの引き落としに使う機械。
・CD→出金と通帳記帳にのみ対応する機械で操作方法が簡単。

クレジットカードとカードローンのどちらもお金を借りることはできますが、その方法は異なり、クレジットカードのキャッシング利息は高めに設定されています。ですから、その違いを把握していないと、同じ金額を借りても高い利息を払う事態になりかねません。金利を抑え、支払総額をできるだけ少なくするためにも、金利が安いカードローンを選びましょう。

信販系と流通系の境目はあいまい

ここでは、銀行系、消費者金融系以外を除く、信販系と流通系のカードローンについて説明をしたいと思います。最近は異業種が盛んに金融業に参入していることもあり、その境目は非常にあいまいかつ複雑なものになってきました。

たとえば有名な楽天はインターネットサービスを展開するIT企業ですが、流通を行う「楽天市場」のほか「楽天カード」「楽天銀行」も運営しており、信販系、流通系のどちらにも属するカードローンを提供しています。

流通系銀行の場合は総量規制の対象外ですが、もともと信販系と流通系は母体が異なるだけで、カードローンの内容については、それほど違いは見られません。どちらもクレジットカードの機能と連携し、利用者への還元率が高いことやさまざまな特典が用意されているので、多くのカードの中からじっくりと吟味し、最も自分に適したものを選びましょう。

一番歴史が古く取引高も多い信販系クレジットカード

信販系と流通系のカードローンのうち、最初に最も歴史が古く、種類も多い信販系のカードローンから説明します。信販系カードローンとは、クレジットカードの発行・カードローンを専門に行う信販会社=クレジット会社が提供するカードローンのことです。信販系という言葉は耳慣れなくても、以下のカード名は聞いたことがあると思います。

主な信販系クレジットカード
・アメリカン・エキスプレス・カード
・オリコカード
・オリックスカード
・ジャックスカード
・JCBカード
・セディナカード
・ダイナーズクラブカード
・マスターカード
・ライフカード
など。
これらのカードはクレジット機能をメインとする一方で、カードローンにおいても利用者にとってお得なサービスを提供しています。消費者金融ほど大々的にカードローンを宣伝してはいませんが、信販系カードローンには、かなり低金利で利用しやすい商品がたくさんあります。

信販系と他の金融機関との違いは?

・銀行系カードローンとの違い

信販会社とは、利用者の支払い能力が「信用」できると判断した時に購入代金を先払い・肩代わりする金融機関です。銀行系も信販会社と同じような商品を展開していますが、大きな違いは原資(元になる資金)。銀行が預貯金なのに対し、信販会社は自己資本となります。

・消費者金融カードローンとの違い

預貯金を原資としない点は共通しています。しかし、管理している法律も異なり、消費者金融は金融庁の管轄、信販会社は経済産業省の管轄となります。消費者金融がお金を借りられるカードを発行し、その金利で利益を得る金融業者なのに対し、クレジットカードを看板商品とし、何かしらの商品やサービスが絡むのが信販会社です。信販会社は買い物を目的としたクレジットカードで割賦手数料を得ており、割賦販売斡旋業者として、国に認められた金融機関のみが信販会社としてクレジットカードを発行できます。ただし、割賦手数料はショッピング時のみ適用され、キャッシング利用時には貸金業法の管理下となります。

まずはクレジットカードを作ってみよう!

信販系カードローンを使うには、まずクレジットカードを作ることが大前提となります。
前述のとおり信販企業の歴史は古く、1960年代にはすでにクレジットカードサービスを展開していました。ほとんどの人の財布には、クレジットカードが入っているにではないでしょうか。クレジットカードは私たちの生活の身近に存在しているカードと言えるでしょう。

その特長をまとめると

・カードを作りやすい

信販系のクレジットカードは審査基準が低く、わりと手軽に作ることができます。中には即日発行可能なカードもあります。

・ユーザーへの還元率が高い

どのカードもポイント制度などによるユーザーへの還元率が高いのが特長です。

・豊富な特典サービス

本来の用途以外に、ショッピングやレジャーなどさまざまな場面で割引特典が利用できます。

私たちの生活は、ふだんは計画的にお金を使っていても、冠婚葬祭でまとまったお金が必要になったり、突然の事故で入院生活を余儀なくされたり、今月の生活費がピンチ…など、いろいろな場面でお金が必要になることがあります。そんな時、持っているクレジットカードを発行する信販会社にカードローンを申し込んでみてはいかがですか。

信販系クレジットカードのカードローンを申し込める人

信販会社にカードローンを申し込むにあたっては、クレジットカードの使用状況も影響します。過去にクレジットカードの支払が延滞なく行われていることが審査に通りやすい条件です。さらに、利用制限にも注意したいところです。クレジットカードには利用限度額が設けられています。その内訳は買い物時に利用できる「ショッピング枠」とお金を借りるときの「キャッシング枠」で、これを合わせたものが利用限度額です。当たり前のことですが、利用限度額を超えてしまうとカードは使用できなくなります。自分のカードの限度額はホームページの会員専用ページにログインするか、問合せ窓口に電話すれば簡単に確認できます。

仕事による収入があることも申込みの条件です。収入のない学生や専業主婦の方は申込みできません。ただし、一部の商品で配偶者に収入があれば主婦でも利用できる場合があります。

借入できる金額は他の金融機関との合算で年収の3分の1までです。その理由は、信販会社が消費者金融と同様に、貸金業法が定める「総量規制」の対象にあたるためです。総量規制によって貸金業者は年収の3分の1以上を超えるお金を貸しては行けないと定められています。

一般的な信販系・流通系カードローンの流れ

①申込み

必要書類をWEB上からアップロードして提出。郵送での提出も可能です。提出に必要な書類は
・本人確認書類/運転免許証や健康保険証、パスポートなど
・収入証明書/源泉徴収票、確定申告書、課税証明書、給与明細、納税通知書など。
一定額以上の借入れを希望する場合は貸金業法により収入を証明する書類の提出が義務付けられています。

②審査

銀行や消費者金融などが加盟する指定信用情報機関へ個人信用情報の照会、勤務先への在籍確認。選んだ商品にもよりますが、審査結果は最短で即日、メールにて伝えられます。

・個人信用情報/公表はされていませんが、過去の長期延滞や自己破産、直近半年間の借入金の申込み状況、現在の借入れ状況や返済情報などが記録されていると言われています。

・在籍確認/担当者が社名を名乗り勤務先に電話をかけ、在籍確認を行います。派遣社員の場合は派遣元と派遣先のどちらに連絡が行くのかを確認しておきましょう。

③ローンカードの発行・発送

ローンカードは審査が完了し通過した場合、郵送されます。カードが到着後、ATMや振込機能でお金を借りることができます。

信販系カードローンの審査基準

一般的に、カードローンの審査は消費者金融系→信販系→銀行系の順番で厳しくなるとされています。銀行は企業への融資を本業としているので、個人への融資にはそれほど力を入れていません。信販会社も店舗と消費者の間をつなぐ、「クレジットカードの発行」がメイン業務です。ですからこの2つについては、多少審査を厳しくして利用者が減っても致命的な影響はないと考えられます。
しかし、消費者金融は個人融資がメインですから顧客が減ればそれは死活問題に直結します。そのような理由から、比較すれば消費者金融は一番審査が通りやすいと言えます。従って、銀行系カードローンの審査に落ちた方に次の候補としておすすめしたいのが
信販系カードローンです。

とは言うものの、信販系カードローンのなかには、銀行や消費者金融のカードローンと比べて低金利で提供される商品もあり、そのような商品に関しては、パートやアルバイトの申込みが不可たったり、年齢制限があったりと、それなりに厳しい審査基準が設けられています。

注目したいのは、かなりの信販会社で借り入れる額が上がれば上がるほど金利が下がっていくシステムを導入していること。これは消費者金融系ではあり得ない魅力です。消費者金融に比べると審査は厳しくても、トライする価値は充分にあると思われます。

提供企業によってサービスはさまざま

信販会社は、カードローンをあくまでもサービスのひとつととらえているため、均一的なサービスを提供する銀行や消費者金融と比較すると、各社の特長がはっきり出ている商品であると言えそうです。また、信販系カードローンは同じ会社でも福風のカードローンがあり、商品によって金利幅が異なるので「〇社の金利は〇%」と定義できないのも特徴です。

ここでは、いくつか代表的な信販会社のカードローンを紹介します。

〇オリックスローンカード Pontaコース

最大の特長でありメリットは、カードローンを利用するとPontaポイントが貯まるサービス。借入残高に応じて年率0.25%のPontaポイントが加算される特典があります。申込みから利用開始まで、すべてをWEB上で行える「WEB完結」にも対応しています。
金利 3.0%~17.8%
限度額 最大800万円

〇JCBカードローン「FAITH」

銀行カードローン並みの低金利に加え、信販会社ならではの利用方法として、カードローンでは珍しい「1回払い」が選択でき、その場合の金利は年5.0%の低金利が適用されます。
金利 4.4%~12.5%
限度額 最大500万円

〇ジャックスカードローン「プレミアビアージュ」

大手消費者金融のカードローンと同等の金利水準。ジャックスカードで高額の買い物をした場合に利用するとリボ払いよりも利息が安くなります。WEB上ですべてを完了できる「WEB完結」が可能。申込者の勤続年数が1年以上という規制はありますが、基本的にクレジットカードの審査と同様に勤務先への在籍確認はありません。
金利 4.5%~18.0%
限度額 最大500万円

〇セディナカードローン

パートやアルバイトの勤務形態であっても申込みが可能。消費者金融によくある一定期間無利息期間が設けられています。カードのデザインが選択可能で、ハローキティのデザインは女性に人気。女性専用のカードローンも提供しています。
上限金利 18.0%
限度額 最大200万円

〇三井住友カードローン

VISAカードで知られる三井住友カードが提供するカードローン。さまざまな目的に利用でき、指定した返済回数に分割して支払い。
金利 7.5%~12.0%
限度額 最大300万円

信販系でも消費者金融カードローン

数多い信販系クレジットカードのなかでも、キャッシング利用に便利なのがアコムACマスターカードです。
分割返済のカードローンと一括返済のキャッシング機能を備えている優れもの。お金の借入については、コンビニに設置されているアコム提携ATMからすぐにお金を引き出すこともでき、利便性は抜群です。
このカードには消費者金融の大手アコム発行ならではのサービスが詰まっています。インターネットで申込み後、全国のアコム自動契約機でカード発行を発行できるため、審査時間は最短30分、最短即日発行とスピーディ。しかも年会費は無料なうえ、利用金額の0.25%を自動でキャッシュバックをしてくれる嬉しい機能もあります。
借り入れの簡単さにくわえ、アコムでの借り入れと同様に30日間は無利息でキャッシングが可能という充実ぶりです。

信販系カードローンまとめ

信販会社を利用するメリットとしては

・一部の信販系カードローンは銀行カードローンより低金利
・銀行のカードローンと異なり、信販系カードローンは口座開設の必要がない
・信販系カードローンはクレジットカードの利用実績があれば審査が有利
・全国に提携ATMがあり、すぐに利用できる

反対に知っておきたいデメリットとして

・法律により借り入れ可能な額が決まっている(総量規制)
・一部を除き、即日融資は対応不可
・一部を除き、返済時ATMの利用手数料が自己負担となる

など。
クレジットカードは便利な分だけ数も多いので、手間を惜しまず調べ、最適な1枚を見つけましょう。

新勢力!流通系クレジットカード

「流通系」と言われてピンとくる人は少ないと思いますが、流通系クレジットカードとは、イオンカードやセブンカードなど、発行会社で買い物をすると特典や割引が付くことが多く、最も生活に密着したクレジットカードと言えるでしょう。ポイントカードとしての役割も兼ね、主婦層や若者を中心に、多くの方が所持しています。

主な流通系カードとして
・イオンカード
・エムアイカードプラス
・セゾンカード
・OMCカード
・セブンカード
・ファミマTカード
・ペルソナSTACIAアメックスカード
・丸井カード
・UCSカード
などがあります。

現在は大手の小売業のほとんどが自社ブランドのカードを発行しており、私たちの身の回りには数えられないほどのカードが存在します。そしてイオンカードならイオン、セゾンカードならSEIYU、OMCカードならダイエーなど、特定のお店に特化したサービスが用意されているのが特徴です。
楽天カードも通販サイトを運営していることから、流通カードのカテゴリーに分類されることもあります。近年は業種がボーダレス化しており、信販系と流通系の境目があやふやなものになってきた傾向がありますが、いずれにしても、まさに、「普段の買い物ができるカード」という位置付けがぴったりの1枚と言えるでしょう。

流通系クレジットカードの魅力と特徴

その魅力は割引などの特典が多く、ポイント制度と合わせて、日々の買い物がとても得になることです。イオンの5%オフなどがよく知られていますね。また、電子マネーとして使えるなど、利便性にも優れています。

そして、流通系クレジットカードの申込みについては、比較的審査が甘いとも言われています。その背景には、流通系クレジットカードには、もともと顧客の囲い込みをしたいという意図があるためで、できるだけ多くの人にクレジットカードを発行すれば、自社で買い物をしてくれる顧客が増えることを期待しているからです。そのため、ほとんどの流通系カードは年会費が無料です。実際に、所得のない専業主婦の方などでもクレジットカードの発行に支障がない場合がほとんどです。

流通系のカードローンとは?

ここまでは、流通系クレジットカードの作りやすさと利便性について述べてきました。では、流通系のカードローンについてはどうでしょう。
流通系カードローンはクレジットカード自身の親しみやすさもあり、お金を借りる手段としても主婦や女性の支持を集めています。

近年は大手のコンビニエンスストアや流通大手の巨大企業が続々と銀行業務に参入。皆さんもまちのあちこちやネット上でイオン銀行やセブン銀行、楽天銀行などのネット銀行の名を目にする機会があるでしょう。そのネットワークを生かし、預金だけでなく、住宅ローンやカードローンなど、さまざまなローンを取り扱うのが流通系カードローンです。

流通系カードローンの特長は

・金利が低い

流通系の銀行は実店舗を持たない銀行が多く、ほぼすべての手続きをネット上で行えるようになっています。そのため、店舗を持つことによる管理コストや人件費などが発生せず、
その分金利を低くできます。これは利用者にとってうれしい還元方法ですね。なかでも、この後紹介するイオン銀行は最高金利でも13.8%とその低さで知られています。

・総量規制の対象外のため、年収の制限なく契約ができる
実店舗を持たない流通系の銀行も、預金や為替、融資業務を行っています。融資においても一般の銀行と同様に、年収の3分1までしか借入れをできない総量規制の対象外となり、年収の制限なくローンの契約ができます。
・審査のスピードは中くらい

カードローンをメインとしていないこともあり、審査のスピードは消費者金融に比べると時間がかかります。数日かかることを想定して融資までのスケジュールを考えたほうがいいでしょう。
また流通系のカードローンは当該銀行の預金口座を作成することが条件ですから、まずは普通預金の口座を開設する手間と時間も必要です。新規口座の開設からカードローンの契約まで1~2週間かかってしまうことも珍しくないようです。

・本業を生かしたサービス

たとえば、楽天銀行のカードローンが利用実績に応じて楽天市場のショッピングに利用できるポイントを付与するなど、本業である流通業を生かした特典を提供しています。

主な流通系カードローン」

主な流通系カードとして知られているのは

・イオン銀行 カードローン

全国のイオンの店舗にATMが設置してあり、イオンカードを使って365日いつでも現金を引き出しできます。限度額が大手銀行のカードローンと同等の800万円であるにもかかわらず、本人確認書類のみで利用可能という利用者にとってうれしいローンシステム。業界トップクラスの低金利なことや1,000円単位で返済が可能なことから人気のカードローンです。
金利 3.8%~13.8%
限度額 800万円

・セブン銀行 ローンサービス

2001年に株式会社セブン銀行として開業。セブンアンドアイホールディングスが運営する銀行で個人向のローン商品としてカードローンを提供。ローンの申し込みや審査はwebで行い、書類の提出は不要。利用限度額は10万円、30万円、50万円から選択できます。満20歳以上満70歳未満の方で、保証会社「アコム」の保証を受けられる方というのが条件です。
金利 15%
限度額 最大50万円

・じぶん銀行 「じぶんローン」

KDDIと三菱UFJ銀行が共同でつくったネット銀行の個人向けカードローン。安定した収入があれば、パートやアルバイト、年金受給者も利用可能です。KDDIがつくった銀行だけあってauのユーザーに対しての金利優遇措置もあります。
金利 2.2%~17.5%
限度額 800万円

流通系のカテゴリーではありませんが、よく知られたネット銀行に下記のジャパンネット銀行があります。

・ジャパンネット銀行 ネットキャッシング

銀行では珍しい初回限定の30日無料利息特約があります。金利は高めですがインターネットを利用すれば借入れ、返済の手数料も一切かかりません。
金利 2.5%~18.0%
限度額 1,000万円

流通系カードローンの流れ

次に実店舗がない流通系銀行からのカードローン手順はどういったものなのでしょうか。
ネットバンクは創業から日が浅い銀行が多く、最新のネットサービスが充実しています。
IT系と呼ばれることもあるように、日常的にスマートフォンやパソコンをお使いの方にとっては、ネット申込みは利用しやすいでしょう。

企業として新規顧客獲得のために発行しているクレジットカードが簡単に入会できるのと同様に、流通系のカードローンも一般に審査が甘いと言われています。また、発行までのスピードが早いのもメリットと言えるでしょう。

ただし、他のカードローン同様、過去に信用情報に傷(遅延や未払い)がないか、過剰な借入れをしていないかなどは、結果に影響します。

ローンの申込みからカードの発行まで、一般的な例でご紹介します。
①インターネットで申込み
店頭や電話での申込み受付はしておらず、365日いつでも申込みが可能。ほとんどのネット銀行のカードローンはすべての工程をネット上で行う「WEB完結」に対応しています。

②本人確認書類提出
専用マイページから必要書類をアップロード。ほとんどのネット銀行は土・日曜も審査を実施しています。ただし、カードの郵送に時間がかかるため即日の融資は不可能です。

③審査結果連絡
年中無休で機械による審査。メールにて審査結果を連絡。審査には銀行系、信販系、消費者金融系と同様に、申込者が本当にその会社に勤めているかどうかを確かめる「在籍確認を行います。その方法は、職場へ男性か女性の個人で申込者が勤務する職場に電話をかけるというもので、事前に希望の時間帯を伝えておいたり、男性・女性どちらから電話がほしいかのリクエストもできます実際に電話をかけるのは、カードローンを扱っている企業ではなく、保証会社の場合が行う場合がほとんどです。また本人が不在の場合も在籍していることさえわかれば、それで終了です。
派遣社員の場合は、所属している派遣会社を勤務先として記入しますが、確認がとれない場合は実際に働いている派遣先に電話をしてもらうこともできます。また、流通系カードローンは配偶者に収入があれば専業主婦でも利用できることも。その場合は、当然ですが在籍確認はありません。

④本人のみ受け取れる方法でカードを郵送。それを用いATMで借入れ・返済が可能

ネット銀行によっては、銀行系や消費者金融系と違い、本人確認書類が運転免許書のみの
場合もあるので確認しましょう。

流通系カードローンのまとめ

たくさんのメリットがある流通系カードローンですが、融資よりも顧客獲得が目的のため、金利は高め。消費者金融で行っている無利息期間などのキャンペーンもありません。
お金を借りるだけなら、消費者金融や銀行のカードローンでキャッシングを行ったほうが利息面ではお得かもしれません。
だたし、ポイントの付加など、嬉しい特典もあるので、あきらめるのはもったいない場合も。ポイントを押さえて、自分のライフスタイルに合った使い分けするのがよいと思われます。

クレジットカードキャッシングの便利な使い方

信販系・流通系の補足として、クレジットカードのキャッシング機能についてもふれておきましょう。
海外への旅行をする際、ふだんより大きな額のお金が必要ということもありますよね。意外と実は知られていませんがそういった時に便利なのがクレジットカードのキャッシング機能です。

銀行や空港の両替所で日本円を訪れる国の通過に両替すると思いますが、その際手数料が
必要になります。両替手数料は国や両替場所によってさまざまですが、たとえば1ドルにつき5円の手数料が発生した場合、1,000ドル分では約3,000円もの手数料を支払うことになります。それだけあれば旅行先で美味しいものを食べたり、おみやげを買うこともできますよね。

クレジットカードのキャッシング機能を使えば手数料を節約できます。どういうことかと言えば、海外旅行先のATMを利用して現地の通貨をキャッシングするという単純な方法です。たとえば10万円の現金を年利15%でキャッシングした場合、10日後に返済すれば利息は411円です。
現地のATMでキャッシングすれば、概算ではありますが、およそ3,000円を411円にまでコストダウンできるからぜひとも利用してみてください。繰り上げ返済可能なクレジットカードの特性を生かした節約方法ですが、通常どおり翌月の返済にしても半額近くまではコストダウンできるはずです。

海外ATMでキャッシングできないカードもありますし、国際ブランドごとに利用可能なATMが異なりますから、旅行前に調べておくといいしょう。
海外キャッシングの返済方法は、必ず一括返済にすることも注意してください。

多くの人に指示されるクレジットカードのキャッシング機能ですが、その安易さゆえに借りすぎでしまうことがあります。翌月に一括で返済できる予定がある場合は別ですが、リボ払いなどでお金を借りた場合、ローンカードへの借り換えもおすすめします。その理由は、キャッシングの利息が年18%近くに設定されているのに対し、カードローンの実質年利(1年あたりの利息)が最低3%からと格段に安いからです。毎月の利息を格段に節約できる方法として低金利のカードローンに借換え手続きを行ってみましょう。